防御テクニック ガードジャンプ編

前回は間が空いてしまったので今回はさっと更新します。
というより、あまり長く一つの記事を書くよりも、短い記事を複数書いた方が読みやすいかなと思いました。

今回はまことというよりはサードの防御の基礎の部分です。
そのため初心者であれば誰が読んでも勉強になる内容かなあと思います。

それでは早速書いていきます。
覚えてほしいことは2つだけです。



①起き上がりの投げ無敵
サードではキャラクターがダウンした後に起き上がると6F投げ無敵が付きます。
この投げ無敵というのは、相手に投げられないけど打撃は当たる状態のことです。
動画の実況などで投げを埋める、ビタで重なっている。などというのを聞きますが、
正確には投げ無敵が無くなった7F目に投げが重なっている。ということになります。

ああなるほど!と思ったアナタは起き攻め編ちゃんと読んでくれた人!ありがとう!
起き攻め編で唐草が超早い打撃や(移動)投げに負ける
というのはこの投げ無敵があるからなんですよね。
また疾風HIT後も相手が立ちだと+2Fで唐草が8Fなので似たような状況になりますね。



②ガードジャンプ
というわけで本題です。起き攻め編で後日解説するのでと言ったテクニックですね。
簡単に言うと、埋めの打撃はガードして投げはジャンプしちゃうよ。という相手の2個の攻撃手段に対して対応できる
神テクニックです。略してガードジャンプやガージャンと呼ばれます。
理屈も簡単で①で解説した投げ無敵があるので、
一瞬だけガード(投げ無敵があるうちに)してすぐにジャンプを入れるだけ。

初心者の人が中級者、上級者相手に投げも打撃も当たらない!
となった場合はこのテクニックを防御に使われています。

では具体的にガードジャンプの何がいいの?という話ですが、相手から攻撃をHITさせられる確率が減ります。
例えば、自分がガードもしくはジャンプの防御手段をいつも使用したとします。
相手が投げ、もしくは打撃を打つことでどちらを選ばれても50%で攻撃を食らってしまいます。

ですがガードジャンプを使った場合、相手はガードジャンプされてしまうと投げと打撃どちらも回避されてしまうので
ガードジャンプを狩るためにジャンプ攻撃で飛んだ所にジャンプ攻撃を当てるという新しい選択肢を追加してきます。

相手の攻撃の選択肢が2つ→3つに増えたところで、自分側のガードという選択肢を改めて考えてみると、

打撃→ガードできる
投げ→ガード出来ない
ジャンプ攻撃→当たらない

と先ほどまでは50%で相手の攻撃がHITしてしまっていましたが、33%まで減っていることがわかりますね。
実際にはここからブロッキングや遅らせグラップや無敵技など防御側にもまだまだたくさんの選択肢が残っていますので
もっと相手の攻撃がHITする確率を低くすることができます。(相手側も工夫することで攻撃のHIT率を上げれます。)



ここからは覚えなくてもいいんですが、気になる人向けに何でサードだと強いの?ってとこも軽く触れておきます。
恐らくこのテクニックは他のゲームでも使えるのですが、サードだけ抜群に強い理由があります。
それはブロッキングがあるからです。他のゲームでガードジャンプを狩るのは簡単で、例えば立小Pなど有利Fが取れる技をガードさせて、投げ無敵が切れた所を投げと打撃の2択をせまるのがセオリーかと思います。
ただ、サードの場合立小Pが前ブロ、下ブロどちらも可能でかつブロされた場合に大きい隙=痛いダメージを受けてしまいます。
そのため基本的に前も下もブロ可能な小攻撃を重ねるという行動が非常に弱いです。だからこそガードジャンプが活きるわけですね。



サードでは必須のテクニックですのでぜひ練習してみてください。
練習相手がいたら起き上がりに投げと打撃をランダムに打ってもらって両方食らわなければOKです。
レコーディングでも投げと打撃をレコーディングすることである程度練習できます。







ということで今回はこれで終わりです。
ガードジャンプは勝ちたかったら習得必須のテクニックですので練習してはいかがでしょうか。
練習して良かったなと必ず思うテクニックですよ!

少し難しい理屈を書きましたが、ここを理解できればサードの奥深さや攻めと守りの選択肢の多さ、
柔軟性という他の格闘ゲームには無い醍醐味を味わうことができるので頑張ってください!






というわけで今まで書いてきた記事の内容がなんとなくやれていれば、
とりあえず対戦の形にはなっているんじゃないでしょうか?

これからは少し中級者向けの内容も少し入っていきます。

・遅らせ打撃解説(次回予定)
・ここまでのまとめ。結局まこと何すれば簡単で強いの?

・まことの防御テクニック
・よく言う人読みって何?
・リスクリターンの考え方
・複数の択に対応するということ、考え方
・ゲージ管理の考え方


こんな感じで予定してます!
それではまた!